人間の行動を測定する機器のうち、眼球運動の測定ほど数々の測定手段が改良考案されてきたものはないといわれています。それらはいずれの場合もその時代の最先端のオプト・エレクトロニクス・メカの結合された手段をもって、たゆみない新手法の案出がなされてきました。 この度、EMR-9の開発に際して、ナックの眼球運動を軸にした視覚計測の姿勢を、ナックアイマークレコーダの歴史を通して より一層ご理解をいただけますよう、その一端を紹介させていただきます。
眼球運動の測定はすでに19世紀の後半から関心がもたれ、 20世紀に入るとその対象は文字であり、実際の読字眼球運動の記録が残っています。1950年代は研究の対象が文字から画像、心理学、生理学、医学、教育と一挙に拡大しはじめました。
測定装置は、最初写真・映画撮影法がおこなわれました。
テレビが開発され、さらに固体素子、ビデオの進歩によりテレビアイカメラの時代に入り、 次いでコンピュータと接続して、視覚刺激提示から測定結果の処理まで行える眼球計測システムにまで至っています。
1965年
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ナックEMR-1は16ミリ小型カメラを頭上に載せるという仰々しいものでした。しかし実用機として、海外からも関心をもたれ大きく新聞に報道されました。
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1966年
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EMR-2 は、センサ部と記録部をファイバでつなぐ方式に変更しました。これにより被験者の負担は大幅に軽減されました。 |
1970年
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EMR-3は、光学系の単純化により軽量化と操作の容易さに重点がおかれました。これにより被験者の負担と操作性が格段に向上しました。
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※EMR-3 は、ファイバにつなぐ記録装置としてフィルムカメラとビデオカメラが使用されています。
1975年
EMR-4は、装着の安定性に重点がおかれました。これにより測定速度と装着感が格段に向上しました。
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一本足打法、世界の王さんも被験者としてご協力いただきました。
1983年
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EMR-Vは、これまでの光学式からビデオカメラ方式に一変しました。また両眼同時計測が可能となりました。これらにより測定速度と操作性が格段に向上しました。 また、EMR-V からは、データ解析を充実させました。 |


















