“アイマークレコーダ”は「人はどこを見ているか?」を可視化・計測する国産アイトラッカーです。

アイトラッキングの活用事例

自動車運転

Driving

自動車運転時の運転者の行動分析は自動車開発において重要なテーマのひとつです。アイトラッカーを使用することで運転時の注視点計測が可能です。運転しながら注視点の計測を行うことで、信号や標識など注視点が停留した物、注視した順番などの分析が可能です。


 

運転者の特性

EMR-10の視野カメラの112°レンズは、車体前方から車室内の状況を広視野で捉えることができます。EMR-10で計測された映像は無線LAN接続されたタブレットPCに表示されるので車室内で計測状況の確認が可能です。また、注視点が合成表示された視野映像とともに左右眼球の映像も記録されるので、トンネル通過時の瞳孔径の変化や疲労時の瞼の変化も映像として記録することができます。 

運転におけるインターフェース評価

注視点計測は各種計器の視認性や操作性の評価で使用されています。運転中のメーターに対する注視点とともに、車内装備品を操作する手指の動作もEMR-10の視野カメラで撮影されるので、インテリアの開発、設計、評価にも寄与します。また、最近では慣性センサー式モーションキャプチャーと EMR-10を組み合わせることで、運転中の運転動作と注視点を同時に計測する試みも行われています。