“アイマークレコーダ”は「人はどこを見ているか?」を可視化・計測するアイトラッカーです。

製品情報

Products

EMR-9

EMR-9

アイマークレコーダEMR-9は「モバイル性」をコンセプトに小型軽量化したアイトラッキング装置です。被験者に負担をかけず、より自然な日常行動を計測することが可能です。

特長

外乱に強い計測

屋外での計測では太陽の強い外光がデータ収集に影響を与えることがあります。EMR-9は注視点の検出に瞳孔法と角膜反射法を採用し、屋外晴天時でも安定した計測が行えます。

外乱に強い計測

メガネ対応

EMR-9の帽子モデルは、普段使用しているメガネをかけた状態で計測することができます。自然な状態でより多くの被験者の視線計測が行えます。

メガネ対応

高精度計測

角度分解能は水平0.1°、垂直0.1°です。狭いエリアの詳細な計測から広視野計測まで対応しています。視野レンズ(44°、62°、92°、121°)は計測用途に応じて選択可能です。

高精度計測

両眼高速計測

左右の眼球運動を最高240Hzの高速で計測可能なため、より精度の高い計測結果を得ることができます。

両眼高速計測

仕様

検出方式
眼球運動 瞳孔・角膜反射法 / 暗瞳孔法 / 角膜反射法
瞳孔 暗瞳孔法
検出レート(両眼)
NTSCモード 60Hz(59.94Hz)
120Hz(119.65Hz)/ 240Hz(240.21Hz)※1
PALモード 50Hz(50.00Hz)
100Hz(100.16Hz)/ 200Hz(200.31Hz)※1
分解能
眼球運動 0.1°(60Hz、ナック標準模型眼による)
瞳孔径 0.02mm(60Hz、ナック標準模型眼による)
測定範囲
眼球運動 水平±40° / 垂直±20
瞳孔径 2.5~7.0mm
記録データ
視野映像 MPEG4(640✕480)/ 2Mbps / 29.97fps(NTSC)/ 25fps(PAL)
音声 AACモノラル
計測データ バイナリ形式(CSVに変換可能)
記録時間
約60分(SDカード 2GB以下/Class4/FAT16)
バッテリー駆動時間
約70分(専用バッテリー使用、フル充電時)
約60分(無線LAN、LCDモニター使用時)
入力信号
外部カウンタリセット TTLレベル(負論理)DC0~+5.5V/接点信号
外部キュー TTLレベル(負論理)DC0~+5.5V/接点信号
出力信号
映像(NTSC/PAL)信号 データが重畳された映像信号(アイマーク / フレームカウンター等)
AUDIO出力 モノラル出力(イヤフォン)/ モノラル信号(スピーカー/AV OUT)
シリアルデータ フレームカウンター / 注視点座標等
イベント出力 TTL信号(負論理)
寸法・質量
ヘッド部帽子モデル 約W186✕H94✕D96mm(両眼仕様) 約150g
ヘッド部グラスモデル 約W96✕H61✕D36mm(両眼仕様) 約75g
コントローラ 約W85✕H63✕D147mm 約750g(バッテリー約160gを含む)
中継ボックス  約W25✕H7✕D40mm 約15g(ケーブルを除く)
入力電圧
15V DC(専用ACアダプター付属)
消費電力
約21W
環境
動作温湿度 0~+40℃ / 30~80%RH 結露なきこと
バッテリー使用時 0~+35℃ / 30~80%RH 結露なきこと
保存温湿度 -10~+60℃ / 20~80%RH 結露なきこと
バッテリー挿入時 -10~+35℃ / 30~80%RH 結露なきこと
※1 オプション

オプション

追加ヘッドユニット

用途に合わせて帽子タイプ、グラスタイプを使い分けることができます。

追加アイマーク検出ユニット

片眼タイプに左眼用または右眼用の検出ユニットを追加することで両眼化することができます。
両眼計測することで、輻輳角、注視距離計測、パララックス補正が行えます。

高速サンプリング機能

120Hz、240Hzのサンプリング機能を追加することで、詳細な注視点計測やサッカード計測が可能です。

視野レンズ

44°、62°、92°、121°レンズを用意しています。
詳細計測から広視野計測まで用途に合わせて選択してください。

EMR-9専用顎台

EMR-9帽子タイプの検出ユニットを取り付けることができる専用の顎台です。
頭部を固定した計測を行うことができます。

LCDビューファインダー

EMR-9のコントローラーに取り付け可能な専用のビューファインダーです。

バッテリーおよび専用チャージャー

EMR-9のコントローラーに内蔵可能な専用バッテリーです。

ウエストバッグ

EMR-9のコントローラーを収納できるバッグです。

交換用帽子

EMR-9帽子タイプの交換用の帽子です。
被験者に合わせてサイズはS、M、L、LLを用意しています。

AVケーブル

EMR-9の画像と音声を外部のビデオモニターやビデオレコーダーに出力するケーブルです。

検出ユニット延長ケーブル

EMR-9の検出ユニットとコントーラーとの間を約3m延長するケーブルです。
延長時、検出ユニットとコントーラーとの間は約4.5mになります。

イベント信号入力ケーブル

EMR-9コントローラーのリセット入力やイベント出力を外部機器と接続するためのケーブル(BNCコネクター)です。

シリアル出力変換ケーブル

EMR-9コントローラーとシリアルデータ通信するためのケーブル(D-Sub9P)です。PCと接続する場合、クロスケーブルが必要です。

イベントCUEスイッチ

EMR-9コントローラーにイベントやCUEを入力するためのスイッチです。

イヤホンマイク

音声入力、音声モニターする場合、EMR-9コントローラーに接続します。

SDカード

計測データを記録するSDカードです。
EMR-9のコントローラーでフォーマットしてからお使いください。
※SDHC規格のSDカードには対応していません。

EMR-dStation

EMR-9とコンピュータを有線LANまたは無線LANで接続することができます。
EMR-9を遠隔制御することができます。
また、複数台のEMR-9の遠隔制御も可能です。
EMR-9の映像や音声をリアルタイムでモニタリングすることができます。
音声の双方向通話することができます。
※PCは別途ご用意ください。

EMR-dFactory

EMR-9で計測したデータから各種定量解析が可能です。
※PCは別途ご用意ください。

EMR-dTarget

EMR-9で計測したデータから、計測範囲の静止画上にヒートマップ表示が可能です。
※PCは別途ご用意ください。

EMR-dStream

EMR-9の計測時にARマーカーを写し込むことで頭部回転を補正することができます。
※EMR-dStationが必要です。
※PCは別途ご用意ください。

システム図

EMR-9システム図

システム機器

視線と脳血流の同時計測

EMR-9とNIRS(脳血流計)を組み合わせることで、視線の動きと脳の活性化状態を同時に計測することが可能です。人はどんな状況でどんな物を見ると脳が活性化するのかを計測することができるため、医療分野から人間工学、心理、マーケティング分野など、幅広い分野への応用が期待されます。近年ではシステムが小型化され簡単にフィールド上で計測が行えるようになりました。 EMR-9とNIRSはどちらも計測時に近赤外光を使用しますが、EMR-9の近赤外光発光制御機能と遮光シートの開発により干渉なく計測が行えます。
 

計測例:ウェアラブル脳血流計WOTとEMR-9

計測例:ウェアラブル脳血流計WOTとEMR-9


視線と生理状態の同時計測

ヒトの感性を定量化するため視線と生理状態を同時計測することが可能です。美味しい、気持ちいい、悲しい、楽しいなど、人にはさまざまな感性があります。それらの反応を定量化することで被験者が何を見たときにどのような反応を示すのかを知ることができます。視線計測と組み合わせる生理計測装置にはさまざまな生体センサー(脳波、心電、筋電、脈波、心拍、呼吸、発汗、酸素飽和など)があり、それらの情報を1つのロガーで同時に記録できるため一度に多角的な分析が行えます。また、EMR-9は外部からのイベント信号(接点信号、TTL負極性信号)を入力することで、収録されるデータのタイムラインにイベントマークを残すことができるため、生理計測装置にイベント信号を受け付ける機能があれば同時計測が行えます。
 

視線と生理状態の同時計測

EMR-9+モーションキャプチャー MAC3D System

EMR-9で計測した右眼左眼の視線情報をリアルタイムでMAC3D Systemにデータを渡し、3Dマップ上で三次元的な視線を表現することができます。MAC3D SystemにはEMR専用のプラグイン(EMR Plugin)があり、被験者の左右の眼から注視点に向けて、視線のビームが表示することができます。同時にMAC3D System側では被験者の頭部運動を計測し、注視点の三次元位置をバーチャルマーカーで表示することができます。
 

EMR-9+モーションキャプチャー MAC3D System

計測例:モーションキャプチャーMAC3D SystemとEMR-9